信州かくれ里 伊那山荘

donkai.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:黒河内窯( 12 )


2011年 09月 21日

完成記念蕎麦の会

 築炉の高井名人が、蕎麦庵主人に変身、黒河内窯完成記念蕎麦の会を催す。食数が限定されるため、招待客は高井師匠と今井棟梁によって厳選(笑)されることになる。
 そのお品書きが届いた。ここまで読んでふざけていると思われた方も、このレシピには驚くに違いない。お遊びでないことがよくわかる。窯元としては、レシピに合わせたしゃれた食器づくりをしなければならない。それが完成記念の引き出物になるのだから失敗は許されないが、まだ使ったことがない窯のこと、正直、どうしよう。まあ、なんとかなるさ。

伊那山荘 黒河内窯 完成記念 蕎麦の会

お品書き(案)


蕎麦かりんとう 塩味
   これは突き出しみたいなものです。 蕎麦の耳を油で揚げ塩をまぶしたもので、ビール党には欠かせない おつまみとなります。

お酒 (蕎麦は日本酒 ! これを黒河内窯で焼き出したばかりの酒器で乾杯 ! ビール党はビールでも良いのだが・・・・ 蕎麦は日本酒だ ! 銘柄は庵主が決めるに決まっているのさ ! )

蕎麦豆腐   吉野葛による蕎麦豆腐 自前で漬けた桜漬け 若しくは山葵でどうぞ

蕎麦掻き   ほんわりとした蕎麦掻きを、バーナーで軽く焦がし、おろし生姜でいただきます。        今回は串焼きにした蕎麦団子を味噌胡麻ダレを付けて味わって戴きましょうか。

蕎麦寿司  稲荷と巻物 まあまあ見てのお楽しみ えっ? 何これ? と言うこと間違いなしかも?

蕎麦サラダ  各種野菜に蕎麦の実添え これで世の女性陣を黙らせて来た ? 極秘メニューです。        味付けは フルースロー? 蕎麦つゆ? どうぞご自由に!

ざる蕎麦   期待を持っていただく為にも、渾身の力作笊蕎麦と言うことにしておきましょう!

(茸蕎麦)   満腹にならない人の為に、汁ものを隠しておきたいと思います。

デザート   アイスクリーム (カリカリ食感の蕎麦の実添え)
[PR]

by okasusumu | 2011-09-21 10:30 | 黒河内窯
2011年 09月 14日

工房に電気が通った

今井棟梁により工房に電気が通った。。f0067937_1122282.jpg

これでろくろを回す事が出来る。棟梁が作った作業台を真似して、ろくろ台を作り、小道具を探し出し、ろくろを回し始めたのは午後6時を過ぎ暗くなっていた。
 ろくろはモーターが回転する若干の音を出す。工房はその音だけの世界になった。いや、外から森の声が聞こえてくる。ガサガサとは何の音だろう、誰かが近くに来たのだろうか。竹藪のざわめきはわかる。森を渡る風と木々の囁きも理解できる。しかし、時折聞こえてくる足音のような音は何だろう。
 気にしながら、蕎麦会席に必要と思われる蕎麦猪口、ぐい飲み、向付などを幾つか引いてみた。
ガサガサと大きな音がした。昼間の水道工事店の村上さんの話が蘇った。
「熊には気負付けてくださいよ。蜂蜜を採集していた時、小熊に襲われたお婆さんがいるんです。そのお婆さん、足を引っかかれ、頭にきたもんだから熊の足をかみついたのさ。熊は驚いて婆さんを振り払い逃げさって行ったらしい。おそらく親熊だって近くにいたと思うよ。親熊は、お婆さんを見てすごすごと引き返した、だって婆さんの口に歯が一本もなく、血が滴り落ちているものだから、山姥と思ったんだろうよ」
どこまで本当の話だか分からない。しかし、次の話は信じた方がよさそうだ。
「出会いがしらが危ないから、ラジオをかけて作業すると良いよ。向こうが先に気が付けば襲ってくることはないよ。裏山は栗だらけだからきっと来ているさ」
昼間の話を思い出しろくろを引くのをやめた。次はラジオを用意しよう。
ろくろ成形の後は高台の削り出しが必要だが、この場の乾き具合がどうにもわからない。適当にビニール袋をかけて終えた。
 翌日、別の事をし、削りのためにろくろの前に座った時はタイミングを失していた。固くなった土の削りは硬い物しか生み出さなかった。
f0067937_94843.jpg
[PR]

by okasusumu | 2011-09-14 11:27 | 黒河内窯
2011年 08月 29日

バーナーの不調

 窯は完成した。燃料は灯油にし、薪をくべられるようにした。初めて窯を作った時はプロパンガスだった。熱効率が良く、容易に温度が上がった。しかし、知らなかった。
 火力を強めるため供給量を多くするとボンベが凍り始めた。気化熱が液化PGをさらに低温化させ、ボンベを凍りつかせ、
その結果、肝心な温度を上げたいときに火力が弱まってしまった。
 二度目の焼成はボンベを二本並べた。二本とも開けておけば気化する量は減ると考えた。何とか目標の温度に達したが。攻めなければならない時に、徐々に弱まっていく感じの頼り気のない音は、自分のやる気と元気をなえさせた。早朝からつきっきり、終わりでこの状態になるのはやるせないが、手を付けられない。
 調べてみると、LPGを使う人はボンベを何本も並べ調整弁で気化する量を調整していた。しかし、ボンベを二本以上並べるのは、近所の人に不安感を与えるに違いない。隣に家ができた段階でLPGの窯をあきらめた。
 以来、灯油を使っている。
 実は今回の窯もすでに何度か点火している。しかし、思い通りにならない。
 初めはホースが古いため、油の通りが悪く、火がつかないと思いホースを変えた。しかし、火はつかない。
 オイルタンクが古く目詰まりを起こしているのかもしれないと、オイルタンクを新調してストレーナーも変えた。
 火はついた。それでもホースのエアー抜きに相当の時間をかけている。オイルタンクから1本のホースが伸び1メートル先で分岐して二つのバーナーに油が向かう方式だ。
 しかし、片方が付くと、それまで燃えていたもう一方が消えてしまう問題が発生した。バーナーにはそれぞれ電磁ポンプが付いていて、そのポンプの力が弱いのかと厚木の、購入した業者に持ち込んだ。そこで試しに点火するとよく燃える。電磁ポンプの原因ではなかった。
 持ち帰り再び設置するとまたオイルが片側だけに引かれてしまう不調である。やむなく、オイルタンクを二つにした。タンクにあった灯油を分割しなければならないことと、小道具のホースのジョイントを変えなければならない。
 
 と言うわけで点火は何度もしているが、片肺運転で温度はまだそれほど上がってはいないのが実情である。
 それに敏ちゃんは、高度適応が出来ていないのではないかという。確かに大型の石油ストーブを購入したとき、海抜1200メートル以上の場合は販売店で調整が必要と言われている。
 この地は、1000メートル近くある。酸素が薄い?ポテトチップスの袋ははじけそうなまでに膨らむが生活に影響があったことは一度もない、考えすぎだと思うが心配の種でもある。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ
にほんブログ村 
にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 伊那情報へ
にほんブログ村
[PR]

by okasusumu | 2011-08-29 12:09 | 黒河内窯
2011年 07月 14日

工房に掲げられた看板

製作者の高井さんと友人のミノさんが来て看板を設置した。未だ周囲が整理されていないが、いずれ釜場の雰囲気がでてくることだろう。
f0067937_9554891.jpg

[PR]

by okasusumu | 2011-07-14 09:57 | 黒河内窯
2011年 06月 30日

高井さんの看板制作

レンガを積み終えた高井さん、今度は看板制作に取り組んだ。さすが名工はすごい。
f0067937_9104116.jpgf0067937_911544.jpgf0067937_962549.jpgf0067937_964744.jpg

f0067937_97494.jpg
f0067937_973449.jpg


























にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 伊那情報へ
にほんブログ村
[PR]

by okasusumu | 2011-06-30 09:11 | 黒河内窯
2011年 06月 22日

築炉過程6

2011.6.19f0067937_154698.jpgf0067937_15493741.jpgf0067937_15495651.jpg
完成 
[PR]

by okasusumu | 2011-06-22 15:50 | 黒河内窯
2011年 06月 22日

築炉過程5

2011.4.9
氷も解けて春本番  f0067937_15115772.jpgf0067937_15143471.jpg
さて着工


難所の焼成室上部のアーチ










アーチ完成
f0067937_15192987.jpg


 2011.5.14
レンガ積みもいよいよ二重目
より美しくf0067937_15265777.jpg



2011.6月6日
燃焼室の二重壁作業
アーチが2か所  f0067937_15353594.jpg 



2011.6.19
最終工程 アーチの化粧f0067937_1539446.jpg   
[PR]

by okasusumu | 2011-06-22 15:34 | 黒河内窯
2011年 06月 22日

築炉過程4

2010.11.6
f0067937_152354.jpgお祓いをしてレンガf0067937_1459376.jpgf0067937_1504759.jpgf0067937_1513326.jpg積み

寒い、伊那谷は厳冬期を迎える。
本年これまで来年は4月から
[PR]

by okasusumu | 2011-06-22 15:06 | 黒河内窯
2011年 06月 22日

築炉過程3

2010.10.4
湿気を避けるため整地
以前の凸凹コンクリートが邪魔をするf0067937_9542411.jpg

生コン車が入らないため昔ながらの
てこね。これが大変。
「ここには箱スコがない」
愚痴が出る。
「そんなものは普通の家にはない」


ああ疲れた。
ちなみにこの土蔵を改良して、外壁や床を張るなどして工房に変身させたのはこの方、今井棟梁様f0067937_957068.jpg










おれが仕切る。築炉は任せておけ。本当にそのようになりました。お疲れ様でした。f0067937_9582930.jpg
[PR]

by okasusumu | 2011-06-22 10:07 | 黒河内窯
2011年 06月 22日

築炉過程2

2010.8.30
危険を取り除き上屋を設置f0067937_9265137.jpgf0067937_9283991.jpg
単管パイプを使って
見事完成。さすがご両人。f0067937_9331369.jpg





その日の早朝
なんと美しきかな
f0067937_9382031.jpg

[PR]

by okasusumu | 2011-06-22 09:42 | 黒河内窯