信州かくれ里 伊那山荘

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カテゴリ:山荘周辺の草花そして虫たち( 46 )


2011年 08月 23日

夏水仙

 8月中旬あちこちの土手に、彼岸花のように咲き始めた。彼岸花というのは花が似ているのでなく葉をつけず茎の先端に花をつける様が似ていると言うこと、伊那山荘への道すがら、雨が降っていたため、帰りに写真に収めようと撮影を先送りにしたところ、18日から雨が4日連続で激しく降り、帰り道、夏水仙は消えていた。調べるとヒガンバナ科の植物であった。自然を写真に収めようと思ったら、気が付いた時がタイミング。先送りして良い結果が得られる筈がない。この花、相模の国では気が付かない。f0067937_13284028.jpg

ナツズイセン 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
綱 : 単子葉植物綱 Magnoliopsida
目 : ユリ目 Liliales
科 : ヒガンバナ科 Amaryllidaceae
属 : ヒガンバナ属 Lycoris
種 : ナツズイセン L. squamigera

ナツズイセン(夏水仙、学名:Lycoris squamigera)は、ヒガンバナ科の植物である。

日本では、北海道を除く全国の主に人家の近くの里山付近に生育する。8月中旬から下旬にピンク色の花を咲かせる。古くに中国からの帰化植物と考えられている。有毒植物である。

生態 地下に鱗茎を持ち、秋から翌年の春にかけてスイセンに似た葉を出し、真夏に鱗茎ひとつに対して一本、60cmほどの花茎を伸ばす。花茎が伸びる頃には葉は残っておらず、花茎と花だけの姿となる。葉がないことから俗に「裸百合(ハダカユリ)」とも呼ばれる[1]。
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by okasusumu | 2011-08-23 13:30 | 山荘周辺の草花そして虫たち
2011年 08月 15日

月見草

ツキミソウ(月見草、Oenothera tetraptera、

あちこちに咲き可憐で懐かしい花だが名が出てこなかった。
富士山によく似合うと言われ思い出した。
 黄花のオオマツヨイグサ、マツヨイグサ、メマツヨイグサのことを月見草と呼ぶこともある。

f0067937_1147519.jpg太宰治著『富嶽百景』にあらわれる月見草は、実際にはマツヨイグサであるとされる。また、「月見草油」というサプリメントが流通しているが、ほとんどの場合、本種ではなくマツヨイグサかメマツヨイグサ由来である。また古来からの名家である植月家は「"月"見草を"植"える」から由来する。
 つきみぐさは、アカバナ科マツヨイグサ属に属する多年草である。メキシコ原産で江戸時代に鑑賞用として渡来した。花期は6〜9月頃で、花は夕方の咲き始めは白色であるが、翌朝のしぼむ頃には薄いピンク色となる。

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by okasusumu | 2011-08-15 11:50 | 山荘周辺の草花そして虫たち
2011年 08月 09日

アルストロメリア

アルストロメリア
 山荘の下にある温室でこの花を栽培、道の駅、南アルプス村で一束300円で販売している。敏ちゃんのお土産はこれ、日持ちがよく安く、喜ばれるらしい。
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アストロメリア(ウイキペディア)
 単子葉植物の属の一つ。別名ユリズイセン属。

 分類体系により所属する科は異なり、新エングラー体系ではヒガンバナ科、クロンキスト体系ではユリ科、APG分類体系ではユリズイセン科(アルストロメリア科)に分類される。

 本属は南アメリカ原産で約50種が知られる。いずれもアンデス山脈の寒冷地に自生する。1753年、南米を旅行中だったカール・フォン・リンネ自らが種を採集した。リンネは親友のスウェーデンの男爵ヨーナス・アルステーマの名にちなんで花に名を残した。

4-7月にかけて花が咲く。花持ちが長い。
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by okasusumu | 2011-08-09 11:45 | 山荘周辺の草花そして虫たち
2011年 08月 09日

フシグロセンノウ

フシグロセンノウ
 山荘の南側の誰も訪れない林の中に、ひっそりと咲いていた。明るい色がこの季節には珍しく、日陰にあっても目立つ花である。花言葉は転機だそうで、深読みをすれば短編が掛けそうな存在である。f0067937_1128546.jpg
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by okasusumu | 2011-08-09 11:28 | 山荘周辺の草花そして虫たち
2011年 08月 08日

ゆうすげ

ゆうすげ
夕方、散歩に出て、発見した。ニッコウキスゲと似ているが、もっと清楚で近くに咲く野甘草や藪甘草ともちがう。その時はカメラを持たず、翌朝と決め込んだが、翌朝、前日見た美しさは消え疲れていた。まさにユウスゲである。f0067937_10594641.jpg
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by okasusumu | 2011-08-08 10:59 | 山荘周辺の草花そして虫たち
2011年 08月 08日

イチイ(アララギ)

イチイ
 生け垣としてイチイが植えられている。近くの農家の生け垣に多い樹種でこの地域にあっているのかもしれない。なぜこの木が植えられたのかわからないが、視界を遮り、夏はよいとして、日差しの貴重な冬場、常緑樹のこの木は太陽を奪う。いつ頃植えられたのか成長が遅いこの木が、ある程度の太さになって土止めの役割を果たしており、視界、太陽を奪うからと言ってうかつに切ることはできそうにない。
 その木の枝下に赤い実が付いた。果肉を食べてみた。集めればジャムになりそうだ。
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ところが、この実(種)には毒がある。
有毒成分は,タキシン(taxine)というアルカロイド。
種を食べた人もいる。毒だと言えば「そんな馬鹿な」と驚きと不信の声を上げる。果肉だけなら問題はない。タキシンは果肉を除く全植物体に含まれている.子供が誤って種も飲み込んでしまうことで,アメリカではイチイがヒトの植物中毒の原因別ランキングで常に上位あるという。

中毒症状

海外ではイチイによる中毒の症例が数多く報告されているが,ほとんどが急性に経過し,死亡して初めて気がつくことも多いようだ.1981年に青森県で発生した牛のイチイ中毒では,元気消失,食欲廃絶,反芻停止,四肢の振戦,呼吸浅速,心音不正,心拍数減少,体温低下などの臨床症状が観察されている.

アララギ 
 この木をグループ名にした短歌結社があった。正岡子規門下の歌人らが集まった根岸短歌会の機関誌である。1908年(明治41年)に伊藤左千夫を中心に『阿羅々木』として創刊。翌年『アララギ』と改題されている。好きな歌人の多くはここにいた。

伊藤左千夫 古泉千樫 近藤芳美 斎藤茂吉 佐藤佐太郎 島木赤彦 釈迢空

 私は前田夕暮系列の「地中海」の同人だった事がある。しかし、学んだのは古泉千樫であり佐藤佐太郎であり島木赤彦であった。彼らの歌は 写実的、生活密着的歌風を特徴とし、近代的人間の深層心理に迫り、知性的で分析的な解釈をしていた。アララギに多くの影響を受けたことは間違いない。
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by okasusumu | 2011-08-08 10:52 | 山荘周辺の草花そして虫たち
2011年 08月 02日

木槿(むくげ)

 木槿
木槿が咲き始めた。遠目に芙蓉かなと思ったが、葉が違う。芙蓉と違って派手さがなく、花の開き加減もうす紫色も品がある。
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それがしもその日暮らしぞ花木槿(小林一茶)










ムクゲ出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

学名
Hibiscus syriacus
ムクゲ

ムクゲ(槿、木槿、無窮花; Hibiscus syriacus; 英語: rose of Sharon)はアオイ科の落葉低木。 庭木として広く植栽されるほか、夏の茶花としても欠かせない花である。

原産地
・特徴・栽培夏から秋にかけて白、紫、赤などの美しい花をつける。 薬用のほか、鑑賞用に多くの品種がある。

根が横に広がらないため、比較的狭い場所に植えることができる。 刈り込みにもよく耐え、新しい枝が次々と分岐する。そのため、庭の垣根に利用されることもある。 自然樹形は箒を逆さにしたようになる(下記の樹形の例参照)。 栽培されているものはよく剪定されてしまうため、高さは3-4mくらいのものが多く、灌木であると誤解されるが、放置すると10m以上の樹高になり、桜の木よりすこし小さいくらいの大きさになる。

 花期は7-10月。花の大きさは10-18cmほど。 花芽はその年の春から秋にかけて伸長した枝に次々と形成される。 白居易(白楽天)の詩の誤訳から一日花との誤解があるが、朝花が開き、夕方にはしぼんで、また翌朝開き、一重のもので2-3日。八重の長く咲くもので2週間くらい、一輪の花を楽しめる。

 原産地は中国と言われている。中緯度の世界中の国々で栽培されている。 日本国内では、奈良県熊野川沿いに野性化したムクゲの一部が自生しているとの報告がある。

名称 日本語では古くは朝顔(あさがお)、後に無窮花(むくげ; 「無窮花」の呉音読み)、木槿花(もくげ; 「むくげ」と「木=もく」の習合した発音)であるが、植物学では木槿(ムクゲ)と当て字をして読むのを和名としている。

 江戸時代中期から後期頃にかけて、ムクゲには「木槿」の字が使われるようになり、アサガオを「朝顔」と書くようになったのであろうと考えられる]。

 漢語では木槿、舜、蕣、朝槿、朝蕣、朝鮮など多様な名で呼ばれている。 現代中国語では木槿/木槿(ムーチン)、朝鮮語では무궁화(無窮花; ムグンファ)という。

 英語の慣用名称のrose of Sharonはヘブライ語で書かれた旧約聖書の雅歌にある「シャロンのばら」に相当する英語から取られている。

品種
宗旦(そうたん) - 茶花として良く利用される。花は白地に赤である。
日の丸(ひのまる) - 白地に底赤で、一重の大輪。これは宗旦に含められることもある。
ほかにも以下のような品種がある。

白一重(しろひとえ)
大徳寺一重(だいとくじひとえ)
大徳寺花笠(だいとくじはながさ)
赤花笠(あかはながさ)
白花笠(しろはながさ)
角倉花笠(すみのくらはながさ)
光花笠(ひかりはながさ)
きじばと
赤祇園守(あかぎおんのまもり)
白祇園守(しろぎおんのまもり)
紫盃(しはい)
大紫盃(だいしはい)
夏空(なつぞら)
シングルレッド
ブルーバード
レインボー
ピンク・デライト
レッド・ハート


有用植物としてのムクゲ
日本では夏の御茶事の生け花として飾られたり、庭木としても広く利用されている。

生薬 樹皮を乾燥したものは木槿皮(もくきんぴ)、槿皮(チンピ)という生薬である。抗菌作用があり胃腸薬や水虫など皮膚炎の薬に配合される。
花を乾燥したものは木槿花(もくきんか)、槿花(チンファ)という生薬である。皮膚炎、胃腸炎、下痢止め等に用いる。
文化の中のムクゲ
八坂神社の粽(ちまき)の御守りの代用の花、御茶事の花、生け花として、もとは源氏の武士の間で、今では一般に広く栽培されている。

 儒教や道教では、帝舜の名前に使われ徳を象徴する花としてあつかわ、仏教では「一切空」の概念を表す「シューニャター」(サンスクリット)を「舜若多」と書くことから、仏法を象徴する花とも考えられてきた。

 白楽天の詩の一節は「槿花一日自成栄」(槿花は一日で自から栄を成す; 仏法があっというまにひろがったことを指す)であって、「槿花一日の栄」ではない。

 韓国の国花で、国章にも意匠化されている。韓国内ではホテルの格付けなどの星の代わりにも使用されている。古代の新羅は自らを「槿花郷」(=むくげの国)と呼んでいた.

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by okasusumu | 2011-08-02 09:49 | 山荘周辺の草花そして虫たち
2011年 07月 27日

水蓮

松本城の水連
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by okasusumu | 2011-07-27 13:45 | 山荘周辺の草花そして虫たち
2011年 07月 15日

 虫取り撫子



 
  なでしこジャパンの活躍が明るい話題になっているが、こちらは虫取りナデシコ。草刈りをしているとその群生にきがつく。
 酔うて寝む撫子咲ける石の上(松尾芭蕉)
この場合は大和撫子、河原撫子の花だろう。
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ムシトリナデシコ(虫取り撫子) Silene armeria
ナデシコ科の越年草。ハエトリナデシコ、コマチソウ、ムシトリバナの別名がある。

 原産地はヨーロッパで、現在は世界の温暖な地域に広く分布する。茎の高さ30-60cmに成長する。葉は卵形あるいは広披針形で対生し、基部は茎を抱く。また葉の根元から茎が分岐する。茎上部の葉の下に粘液を分泌する部分が帯状にあり、ここに虫が付着して捕らえられることがある。

 5月から6月にかけて枝の先に紅色で直径1cmの5弁の花を多数つける。雄蕊は10本、萼は花弁と同じ紅色で長さ約15mmの筒状である。

 名称の由来は上記の粘着部で小昆虫を捕らえることであるが、捕獲された昆虫を消化吸収することはなく食虫植物ではない。花の蜜を盗むだけで、効果的な受粉に与らないアリが、茎をよじ登って花に達するのを妨げていると考えられている。

日本では江戸時代に鑑賞用として移入されたものが各地で野生化しており、道端や空き地でも群生しているのを良く見かける。

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by okasusumu | 2011-07-15 14:52 | 山荘周辺の草花そして虫たち
2011年 07月 13日

オオムラサキ(蝶)

家の中に国蝶オオムラサキが入って来た。
何度も見ていたがカメラに収めたのは初めて。準絶滅危惧(NT)に指定されているが、この辺りは多く観察できる近くにエノキがあるのかもしれない。窓ガラスに止まったところ、ぼんやり見えるのが戸倉山。
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オオムラサキは、チョウ目(鱗翅目)・タテハチョウ科に分類されるチョウの一種。日本の国蝶。学名はSasakia charonda(Hewitson, 1863)、中国名は「大紫蛺蝶」。

概要 日本に分布する広義のタテハチョウ科の中では最大級の種類。生態や幼虫、蛹の形態は同じコムラサキ亜科のゴマダラチョウによく似る。

成虫は前翅長50–55mmほどで、オスの翅の表面は光沢のある青紫色で美しい。メスはオスより一回り大きいが翅に青紫色の光沢はなく、こげ茶色をしている。

北海道から九州まで日本各地に分布し、日本以外にも朝鮮半島・中国・台湾北部・ベトナム北部に分布している。国内では生息環境が限られ、適度に管理された、やや規模の大きな雑木林を好んで生息する傾向が強い。かつては東京都区内の雑木林でも見られた。都市近郊では絶滅の危機に瀕する産地もある一方、山梨県のように今でも広域に多産する地域がある。

成虫は年に1回だけ6–7月に発生し、8月にも生き残った成虫を見かける。花の蜜は吸わず、クヌギやコナラといった広葉樹の樹液などに集まるが、その生態は勇ましく、スズメバチなど他の昆虫を羽で蹴散らしながら樹液を吸う姿を良く見かける。また、飛翔能力が高く、近くに居る時にはその音が聞こえる程、鳥の様に力強くはばたいて、あるいは滑空しながら雄大に飛ぶ。縄張り飛翔は午後に行われることが多く、西日を浴びて高い樹冠を活発に飛び回る姿を見かける。

幼虫の食樹はエノキやエゾエノキ。卵から孵った幼虫は、夏から秋にかけてエノキの葉を食べて成長する。冬は地面に降りて、食樹の根際や空洞内に溜まった落ち葉の中で越冬する。春に休眠から覚めると再び食樹に登って葉を食い、更に成長を続け、蛹になる。

日本国内での地理的変異はやや顕著。北海道から東北地方の個体は翅表の明色斑や裏面が黄色く、小型。西日本各地の個体は一般に大型で、翅表明色斑が白色に近く、かつ裏面が淡い緑色の個体も多い。九州産は翅表明色斑が縮小し、一見して黒っぽい印象を与える。日本国外では、裏面に濃色の斑紋が出現した型が多く見られ、また、雲南省からベトナムにかけての個体群は明色斑が非常に発達する。

国蝶であること [編集]国蝶とは、法律や条例で規定されたものではない(猪又, 2008)。

国蝶をどのように選ぶべきか、あるいはどの種類にすべきか、ということについては、古く1933年頃より片山胖、結城次郎、中原和郎などによりZephyrusという同好会誌上で論議されていた。そして、当時からオオムラサキはその候補種だった。実際には1957年になって日本昆虫学会で国蝶として選ばれた経緯があり、「日本における代表的な大型美麗種」という観点での選抜意見が強く働いたと推定される。

しかし、本種は上述したようにベトナム北部から中国東北地方にまで及ぶ東アジアの広域分布種であり、日本の自然環境を代表する種ではない。したがって、本種が最初に発見されたのが日本であること(種の基産地は神奈川県)、ならびに属名のSasakiaが佐々木忠次郎に献名されたことを考えたとしても、現在では本種が「国蝶」であることを強調し、あるいは「国蝶」であるゆえに他のチョウとは何か異なった重要性や希少性があるような論議にはあまり意味がないと考えられる。

なお、国蝶の候補種としては、ミカドアゲハ、ギフチョウ、アゲハチョウといった蝶も俎上に登った。たとえば結城(1935)はオオムラサキに対抗してアゲハチョウを推す理由を詳細に記述している。

保護 [編集]本種は環境省により準絶滅危惧(NT)に指定されてはいるものの、都市近郊で雑木林が寸断されている場所を除けば、減少あるいは絶滅の心配はあまりない。たとえば、今でも東京近郊の八王子市や町田市、あきる野市、横浜市緑区などで冬季に越冬幼虫を探せば難なく発見できる。成虫が一般に珍しいと思われがちなのは、あまり人目につかないところを飛翔する生態に原因がある。なお、多数の成虫が飛ぶ地域を観察すれば理解されるように、クヌギの古木から発酵した樹液が出ていたり、道路に獣糞の落ちているような雑木林を保全することが重要なのは言うまでもなく、そのためには適度な伐採と再生や下草刈りなどが重要である。逆に手入れが行き届きすぎて林床の落ち葉をすっかり清掃してしまう公園等では、いくらクヌギやエノキが豊富でも生息できない。また、より美麗であるオス成虫は、小中学生の夏休みには既に最盛期を過ぎていわゆる「ボロ」の個体ばかりであるため、遭遇率が低い。

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by okasusumu | 2011-07-13 21:30 | 山荘周辺の草花そして虫たち