信州かくれ里 伊那山荘

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2011年 06月 02日

福寿草

3月のはじめ西側斜面に咲き始め、最盛期には黄色の絨毯を敷いたようになり、花を終えた5月、緑の葉を大きくするが、6月にはその姿も消える。
群落も美しいが、なんといってもこの花は雪間の花が絶品。

花をのみまつらん人に山里の雪間の草の春をみせばや
この歌が浮かんで来るが、福寿草は楚々とした美しさでなく、雪間でも華やかであり、そして毒があり、天気の良い日でなければ輝かない気難しさがある。

フクジュソウ(福寿草、学名:Adonis ramosa)は、キンポウゲ科の多年草。別名、ガンジツソウ(元日草)。毒草である。1月1日の誕生花。

特徴 日本では北海道から九州にかけて分布し山林に生育する。シノニム(同一種を指す同意語)の種小名である amurensis は「アムール川流域の」という意味。花期は初春であり、3-4cmの黄色い花を咲かせる。当初は茎が伸びず、包に包まれた短い茎の上に花だけがつくが、次第に茎や葉が伸び、いくつかの花を咲かせる。この花は花弁を使って日光を花の中心に集め、その熱で虫を誘引している。その為、太陽光に応じて開閉(日光が当たると開き、日が陰ると閉じる)する。葉は細かく分かれる。夏になると地上部が枯れる。つまり初春に花を咲かせ、夏までに光合成をおこない、それから春までを地下で過ごす、典型的なスプリング・エフェメラルである。

 また、根には強心作用、利尿作用があり民間薬として使われることがある。しかし、毒性(副作用)も強く素人の利用は死に至る危険な行為である。薬理作用、毒性共にアドニンという成分によるものと考えられている。

花言葉は永久の幸福、思い出、幸福を招く、祝福。

誤食 地面から芽を出したばかりの頃は、フキノトウと間違えて食べ、中毒を起こす。

テレビ信州での特集コーナー花の里のんびり散歩!」で、テンプラを紹介し、女性リポーターが毒草と知らず食べてしまった事がある。
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by okasusumu | 2011-06-02 09:30 | 山荘周辺の草花そして虫たち


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